2019.10.02 Wednesday
TRONCHI 第4章へ 突入しました。
おはようございます。
書こう書こうと思っていたブログが延び延びになり、
今ようやく手をつけています。
先日、ゴミ出しの際に“新生児用オムツ”が出されているのを見かけたのですが
2軒隣のお嬢さんが出産して里帰りされている模様。
ココへ越してきた時はまだ高校生で、
当時赤ちゃんだった息子の事を可愛がってくれていたあの子。
10年という月日はあっという間に過ぎますし、
取り巻く環境はガラリと変わりますね。
写真はちょうど10年前の今頃のかな?
幼子2人抱えつつ、自宅縁側で子供服を作っていた頃の写真。
先日、取材していただいたケーブルテレビCCNさんから
「お子さんの小さい頃の写真を送ってほしい」といわれ探し出し、
懐かしい気持ちと共に初心を思い出しました。
CCNさん、振り返る機会をくださりありがとう!
と、突然の移転決定から3ヶ月。
昨日から新店舗での通常営業がスタートいたしました。
今回から、店名は 大文字 “TRONCHI ”で統一。
営業は1時間早い10時スタートに(閉店は変わらず18時)、
定休日は日曜と月曜連休で頂くことにしました。(木曜は開けますよ!)
主人がせっせと作ってくれた特注の棚は取り扱い商品を考慮した上でのサイジング。
洋服コーナーは旧店舗同様に靴を脱ぎ、
寛ぎながらお選びいただけるようにしてます。
現在はセミオーダー受付はお休み中(準備中)なのですが、
オーダーのお客様には、ここでお茶でも飲みながら選んでいただけるようなスタイルにしたいなと考え中。
ヘアサロンに近い感覚で定期的にご相談に来てもらえる“身近な服屋”を目指しています。
9/30 月曜日は旧店舗の最後の大掃除をしてきました。
4年前、こちらの物件に出会った時はまだ“住居”として貸し出されていました。
畳敷きの6畳間を挟むように、南北に合板張の床間。
小さいお風呂とキッチン付き。
大家さんの住宅の敷地内に建つ小さい古い建物が妙に気に入って、
ここでお店を開きたいと強く思いました。
ここは雰囲気も環境も、私が幼少期に住んでいた“三田洞の借家”に似ていて
懐かしい気持ちになれたのだと思います。
実際お店として営業してみると、
丸一日お客さんが来られない日は結構ありましたし
夏は暑くて冬は寒すぎ、
部屋全体が暗くて商品の色がわかりづらい…
など、問題点もたくさんありました。
が、通ってくださるお客様の多くが
「隠れ家みたいで落ち着く」
「こんな店他にはないよね…」
「人の視線を気にせず試着ができる!」
と気に入ってくださっていたので、
新店舗を同じように気に入っていただけるものか少し心配。
下の息子には
「ぼく、あっちの家みたいな店の方が良かったなぁ〜」と言われます。
この場所で過ごした4年の間には、
子供服の制作を辞め、
夫がサラリーマンを辞め、
この先の生活を “TRONCHI ”として支えていくのだという覚悟が生まれました。
第4章はどんな方々と、どのように展開していくのかな。
新しい TRONCHI も たくさんの方にお楽しみいただけたら嬉しいです。